2019-03-14 第198回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
まず、国家目的に奉仕するために統制会という経済団体がつくられました。今の経団連であります。当時、全国に三百ぐらいあった電力会社が九つにまとめられて国有化をされた、九電力体制というのもこの年にでき上がっております。そして、戦費調達を企業に代行させる、源泉所得税というのもこの年にできているんですね。
まず、国家目的に奉仕するために統制会という経済団体がつくられました。今の経団連であります。当時、全国に三百ぐらいあった電力会社が九つにまとめられて国有化をされた、九電力体制というのもこの年にでき上がっております。そして、戦費調達を企業に代行させる、源泉所得税というのもこの年にできているんですね。
経済団体が国家統制に服する統制会という団体が作られたのも昭和十五年。これは今、経団連という名前になっております。お米の世界が、昭和十六年か十七年に完全に国家管理に置かれた。その供出団体として作られたのが、戦後、農協と呼ばれる団体になっているわけであります。 そのような国家社会主義の時代、暗躍していたのがコミンテルンのスパイですね。
それから、私はここで基本に戻ってというふうに申し上げたのは、そもそも、きょうは第二地銀の方の加藤会長にもお越しいただいている、まさに業界団体ということでお越しいただいているわけですが、この全銀協の前身は、一九四二年、国家総動員法に基づいて設立されました全国金融統制会だというふうに思います。
○小池委員 いずれにいたしましても、全国金融統制会というのが前身である全銀協、これはまさに時代の終えんといいましょうか、これをみずからで大きくリストラ、もしくはもう廃止というような、そういう結論をお出しになる時期ではないかというふうに思う次第です。
○中路委員 この天下りの問題は、戦前の営団だとか統制会の時代からその弊害が指摘されてきた古くて新しい問題だと思いますが、特殊法人の天下りも真に規制するためには法的な規制を加える必要があると私は思いますが、いまおっしゃったように、みずから決めた開議決定というのがあるわけですから、これをひとつ厳格に守って、すべての法人について閣議決定にあるように比率を五〇%以下になるように当面全力を尽くすべきであると私
太平洋戦争に入るや、鉄鋼統制会の理事兼総務局長の要職に抜てきされ、次いで終戦後は鉄鋼協議会専務理事に就任されました。このとき同君は三十九歳でありました。
○伊藤(卯)委員 これはもう釈迦に説法みたいなものですが、戦争中ありました石炭統制会、あれも生産面には統制会は関与していないのです。ただ買い取りと販売のことだけやった。それから国家的に非常に重要であるという、たとえば米のごときは、御存じのようなああいう処置をとっておる。
○高野参考人 ただいま非常にきびしいおことばを賜わりまして、実は恐縮いたしておる次第でございますが、私のほうの協会は昔鉱山統制会と申しておりましたが、そういう鉱山統制会の戦後にできました団体でありまして、指導監督というようなことをやる任務にはないわけでございます。
これは全体に今度の意見書に官僚統制の危険が私は非常にあると思うのです汗れども、一々ここでは申し上げませんが、その官僚統制、下請団体が戦時中のちょうど統制会のようなそういう性格を持ったものになりそうなんです、これは。ですからそういう点を十分考慮してもらいたい。
で、ようやく経営が成り立つようになったときに、満州事変が起こり需要増大して、日本製鉄という合併劇が行なわれて、それが統制会まで発展するわけでございまして、三五%くらいで、しかもいま非常に強くなっている民間の大企業と競争なしということはもう考えられないわけでございます。
いま物価統制会で残っておりますものは、米とか入浴料金とかごくわずかなんですね。そうして大蔵大臣は米価の問題でいろいろとこれまで予算委員会で長々と御論議をなすったけれども、一体国民が幾らで東京で米を買っているかさらに御存じなくてやられたのでは、私は国民としてはちょっとこれは納得できない、こういうふうに思いますので、どうかこれからは大蔵大臣は特にひとつ米の値段ぐらいは十分御調査をいただきたい。
○国務大臣(倉石忠雄君) したがって、小作料というようなこの統制会につきましても、やはり非常に時代離れいたした面もございますので、こういうこともあわせ検討し、それから請負制度というようなことも同時に取り入れて農地の効率化を考えていくべきではないか、このように考えております。
○説明員(柏木雄介君) 当時は戦争中でございして、生命保険関係におきましても統制会というものがございまして、官庁側からいろいろ指示を統制会等に出しておりましたのでございますが、そういう際に、大臣、大蔵省の権限ですべき事項につきまして、局長名でいろいろ通達を出していることが多多ございます。
私はなぜこのララップの問題をこうしつこく聞くかというと、大体岸さんは戦時中軍需省の統制の実権を握っておったときに、木下さんは第二次製品統制会の理事長です。永野さんは鉄鋼統制会の、これも役員です。稲山さんもこれまた当時の岸さんと官財相握ってやった、早く言うならば、これは昔からの古いなじみのつき合いじゃないですか。同士みたいなものじゃないですか。
私はなるほど軍需大臣の時代に鉄鋼統制会というものを作り、統制会の役員で、今名前が上っているような人が関係をしておったということは事実であります。しかし私がかるがゆえに今お話のような疑惑を受けるというようなことは、いかなる根拠によるか、全然私には理解できませんし、私としては断じてそういうことがないということを明確に申し上げておきます。
ところがこの炭鉱は、東杵島炭鉱株式会社の経営でありましたが、作業を中止したあとで、昭和十九年の七月、総動員法による石炭統制会によって施設転用になり、三井鉱山に強制譲渡が行われました。そうして、三井鉱山は、未採掘のまま、その鉱業権を昭和二十五年の四月、再び元東杵島炭鉱社長の山口慶八に譲渡しております。
それからもう一つの違う点は、統制組合なり、重要産業団体令による統制会、その他はフューラー・システム、指導者原理を導入したものでございます。つまり最高議決機関の総会を無力化せしめまして、理事者の専断で運営していく、こういう形になっております。ところで、この点につきましては、本法案によります商工組合は議決権の点については、そこまでは進んでおらないのであります。
關君は、明治四十一年七月大学卒業後、大阪紡績株式会社に入社し、その後、東洋紡績株式会社の常務取締役、専務取締役、副社長、社長及び繊維統制会、日本繊維協会の各会長を歴任いたしました。現に東洋紡績株式会社相談役等の職務にあるものであります。
それから最後に、時間も移りましたのでお尋ねいたしますが、輸出入組合の役員、事務局機構と会員との間が私は多少遊離しておるように見ておりますが、昨日高見専務にこのことをただして、南郷さんが輸出入組合理事長に就任したときに、自分は統制会の会長に就任したような意気込みでやるつもりであるという就任の第一声を放った、こう新聞記者が伝えております。
たしか南郷さんが理事長に就任されたときに、これは多分新聞記者の誤伝だと思いますけれども、自分は統制会の会長となるつもりで輸出入組合に入るのであるというようなお話をなさったということです。これは私は多分誤伝であろうと信じておりますが、統制会のときの統制方式というものと、今日の輸出組合というものは私は全く範疇として異なるものでないかと思うのです。
○高見参考人 帆足さんの最初の質問の南郷さんの統制会——私自体は統制会の意義とか、あるいは内容とかつまびらかにしないのでありまするが、常識的に考えまして戦後における組合の性格なりまた運営というものは民主的である、従って単なる日本政府のかいらいでもなければ、日本政府に唯々諾々として追従する組合でもない。
○福田説明員 新役員について御説明いたしますが、新役員の取締役社長島崎政勇社長は、昭和十八年に大蔵省の大蔵省監督官というのに就任されまして、昭和十九年の十一月に無尽統制会に入られたのであります。その後無尽統制会から全国相互銀行協会の常務理事に就任されて、今回相互銀行界を代表するという意味であろうと思いますが、第一相互銀行の社長に就任されたわけであります。